アート思考の目覚め

1.彩を求めて

皆さま、こんにちは。

長谷川忠広と申します。
みんなには「はせ」と呼ばれています。
初回は、私がアートに心を奪われ、人生の新たな舞台へと踏み出した物語をお届けします。これは、40歳を目前にして自己と向き合い、本当に求める人生を模索し始めた私の実体験に基づく話です。
コロナ禍での自粛期間、私は長い時間を自宅で過ごしました。体調を崩し、一時は何もできない日々。企業戦士時代や海外での体験活動指導者時代など過去の写真の中だけで私は笑っている。
そんな中、これまでのキャリアを振り返りながら、自分自身に問いかけていました。

「これからどう生きるべきか?」

多くのビジネス書を手に取りましたが、真に心に響く答えは見つかりませんでした。

エリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?

そんな私を変えたきっかけの一冊の本。

「世界のエリートはなぜ『美意識』を鍛えるのか?」山口周著


美意識、特にアートへの感覚がどれほど人生に影響を与えるか、その本が教えてくれました。

2. 新たな道の一歩へ

幼い頃、レゴ遊びに没頭。何機という宇宙船を作ったことか。自作の「聖闘士星矢」のクロスを描きまくり、何百枚描いたことか。

とにかく図画工作が好きで、当時からアートに強い関心がありました。しかし、大人になってからはそれを忘れがちでした。この本をきっかけに、私はアートという、かつてあった情熱を再発見し、京都芸術大学の通信部で学び直すことを決めたのです。大学での学びは目からウロコで、アートに対する理解が深まるにつれて、私の中でワクワクの感情が久々に芽生えていきました。

3. アート思考への確信

そこで出会った、私を変えたもう一冊の本。

「13歳からのアート思考」
末永幸歩著

この本がトドメ。アート思考の面白さの沼にハマったのです。

13歳からのアート思考


そして、この面白さを自分1人で楽しむだけではダメだ!たくさんの人と共有したい!」と感じて、2022年8月、広島の叡啓大学内にある図書空間2.0で、私は「アート思考ワークショップ」を開催することを決定。参加者一人ひとりが自己の内面と向き合い、アートを通じて新たな発見をする場を提供したかったのです。毎月のワークショップを重ねるごとに、参加者だけでなく、私自身も成長していくのを感じています。アートがもたらす「JOY」は、私たちの日常に新たな彩りをもたらしてくれています。このブログを通じて、私の経験が何かあなたの人生を豊かにするヒントになれば幸いです。またアートに少しでも興味を持たれた方がいれば、
ぜひ一緒に楽しみましょう。